
日本国内で廃棄されるタイヤは年間約1億本。
その約9割はなんらかの形でリサイクルされているそうですが、そのほとんどは燃料として使用するために焼却処分するというのが現状。
環境への負荷が大きいことから、こういった「サーマル・リサイクル(熱としての再利用)」ではなく、再度なにかに作り替えるという「マテリアル・リサイクル(物質としての再利用)」ができないものかと、長い間研究がなされてきたようです。
このタイヤという大量の「ゴミ」から、なんと現代の夢の新素材とうたわれる、あの「ナノチューブ」を作ってやろう!という、おもしろくも大きな野望を持ったベンチャー企業が日本で立ち上がりました。
それが愛媛の「OHCカーボン」という会社。 生産に1g1万円以上かかるという高価なナノチューブは、「量産が難しい」ということが開発の大きな障害のひとつ。 その工業材料としての無限の可能性から、現在、低コストで大量生産できる技術の確立のために各企業が開発に非常に力を入れています。
もともと古タイヤのリサイクル機械製造業者だったこの「OHCカーボン」。一昨年、古タイヤから炭素系材料(タイヤ補強剤のカーボンブラック)を抽出。 それを瞬間的に水蒸気爆発させるという技術で、「ナノチューブ」を含むナノカーボンを量産することに成功しました。 価格も1gあたり数千円で、これから徐々に引き下げていく予定だとか。
こういった「環境リサイクル産業」が日本という技術大国でもっともっと花開き、元気になることを期待してやみません。
それにしても「ナノチューブ」、実際はどんなものなのか?
本物を見てみたくて(肉眼じゃ見えませんが)興味しんしんです…
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